![ミネルバリスシオ
ポルタモネーテ フィザルモーニカ](https://ayameantico.jp/pic-labo/fis_01_2.jpg)
![](https://ayameantico.jp/pic-labo/flo_01.png)
![真鍮で飾られたドアの外、
朝を知らせる鐘が鳴る。](https://ayameantico.jp/pic-labo/fis_02.png)
![](https://ayameantico.jp/pic-labo/flo_02.png)
![大きく開いて取り出しやすい。
リング付きでキーケースとしても。](https://ayameantico.jp/pic-labo/fis_03.png)
![](https://ayameantico.jp/pic-labo/flo_02.png)
![詳細](https://ayameantico.jp/pic-labo/fis_det.png)
![革について](https://ayameantico.jp/pic-labo/fabo_p01.png)
![イタリア伝統のバケッタレザー。その中で異彩を放つ革、ミネルバボックス](https://ayameantico.jp/pic-labo/fabo_t01.png)
ミネルバリスシオは、イタリア語でLiscio(滑らか)の意味を持つ革です。リスシオは英語読みで、イタリア語ではリッショと読みます。ミネルバボックスとは兄弟のような革で、同じタンナー、カルロ・バダラッシ社から生まれるバケッタレザーです。ミネルバボックスの表面にはシボと呼ばれる独特な皺がありますが、ミネルバリスシオはその名前の通り表面が滑らかな革です。牛革の中で一番強度の高いショルダー(肩の部分)を使用した革で、オイルをたっぷり含んでおり、しなやかでコシがあることが特徴です。革本来の素朴さを残しながら非常に鮮やかな色合いを出せることが特に魅力で、自然な風合いのため革一枚ごとに、良い意味で色のまだら感があります。通常は革の発色を良くする場合、また傷を隠す場合などに顔料という塗料を革表面に厚く塗布するため、厚化粧と呼ばれます。厚化粧の革はきれいに仕上がりますが、ペイントソフトで塗ったような一定の色になり、革らしさは失われてしまいます。その点ミネルバリスシオは、革の色を染める染料をメインになめされているため、発色がよいのに革らしさが生き、深い色合いにエイジングしていく過程を楽しむことができます。
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![内装の革](https://ayameantico.jp/pic-labo/fabo_p02.png)
![内装にもミネルバリスシオを使用。「無双」と呼ばれる贅沢仕様と、「床面」を磨き上げる熟練職人の情熱。](https://ayameantico.jp/pic-labo/fabo_t02.png)
表側と内装を同じ革にすることを無双と呼び、表側だけに使用した場合と比べて革が倍以上必要になる贅沢な仕様です。財布などの大きめな製品は、ミネルバリスシオの個性的な色合いと、コシがあり薄く漉いてもヨレない丈夫な革の特性を生かし、無双で仕立てました。ミネルバリスシオのエイジング速度は比較的速く、どんどん色合いが深くなっていきますが、よく触る部分や表側から特に色が変わっていくため、使っていくうちに表側と内装で微妙に色の変化が出てくるのも無双の味のひとつです。また、カード段の裏側など見えない部分はグログランという生地で補強をしてあります。こうすることで革への負担を減らし、より長く使用することができます。小銭入れなどの製品では、薄く漉かずに革一枚をそのままを使用し、ミネルバリスシオの床面(革の裏面)をあえて露出させています。一般的に床面は毛羽立ったり色が美しくないため見えないように隠しますが、ミネルバリスシオの床面は初めからきれいに整えられています。さらにこの床面にツヤが出るまで手作業で丁寧に磨きをかけることで、そのまま使用できる非常に美しい床面に仕上げました。見えない部分にも技術と情熱が込められた、無双も床面も楽しめるラインです。
ミネルバリスシオを表裏ともに
余すところなく使った
贅沢な無双仕立て。色合いがどんどん深くなる表側と
じっくり育つ内装の色のコントラストを楽しむことができます。丁寧に磨き上げた床面は美しい
ツヤが出ます。このツヤが職人の腕の見せどころでもあります。
![](https://ayameantico.jp/pic-labo/flo_02.png)
![熟練の技](https://ayameantico.jp/pic-labo/fabo_p03.png)
![ものづくりの基盤を支える熟練職人。寡黙な現場には、情熱が溢れる。](https://ayameantico.jp/pic-labo/fabo_t03.png)
日本のものづくりの丁寧さは、他に類を見ません。革の裁断や縫製、そして金具の製造まですべての現場で、一流の職人が自分の仕事に誇りを持ち、命をかけているからです。熟練職人の仕事場では、交わされる会話はごく少ないものです。しかし現場には、世界一の仕事をする、という職人の情熱に溢れています。手元に集中し、黙々と作品を仕上げていくその姿は、不思議な美しさを感じます。熟練と呼ばれるまでには、非常に長い年月の技術研究や修練、そして忍耐が必要です。しかし長年培われた緻密な技術と、豊富な知識を基礎とする日本の熟練職人の仕事は、世界が憧れる作品を生み出します。アヤメアンティーコでは、こうした作り手の顔が見えるよう、色々な現場を紹介をしています。一般的には見ることのできないものづくりの現場から、様々な情報と情熱の込められた製品をお届けします。
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![ギフト包装](https://ayameantico.jp/pic-labo/prd_regalo_2.jpg)
![ショッピングバッグ&リボンラッピングのギフト包装承ります。](https://ayameantico.jp/pic-labo/prd_regalo_3.gif)
ただ今アヤメアンティーコでは、ご希望の方にギフト包装をご用意しております。
記念日やイベントなど、大切な方へのプレゼントで素敵なシーンが演出できるよう、
ひとつずつ丁寧にリボンラッピングし、オリジナルのショッピングバッグを添えてお届け致します。
- ※ギフト包装をご希望の場合は、
購入画面を進んだページの「ラッピング等」という項目の中からお選びください。
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![カラーバリエーション](https://ayameantico.jp/pic-labo/fis_04.png)
![ネロ よりフォーマルに、大人のブラック。エイジング後は光沢ある漆黒へ。](https://ayameantico.jp/pic-labo/fis_06.png)
![マッカローネ 革のエイジングを楽しむならブラウン。経年と共に飴色に変化する。](https://ayameantico.jp/pic-labo/fis_07.png)
![スペック](https://ayameantico.jp/pic-labo/fis_08.png)
![](https://ayameantico.jp/pic-labo/fis_10.jpg)
■ サイズ(外寸) | / | 【閉じた時】 縦:65mm 横:85mm 厚さ:35mm 【開けた時】 縦:170mm 横:85mm |
■ 重量 | / | 約60g |
■ スペック | / | アコーディオン式ポケット×3 キーリング×1 |
■ 素材 | / | 本体・内装:ミネルバリスシオ 日本製 |